オーストラリアで体験したフェリーとシドニー湾

シドニー湾

シドニー生活歴4年の40代男性 T.Tさんからの投稿

フェリーとシドニー湾から始まる冒険の旅

オーストラリアのシドニーは世界三大美港に数えられるほど風光明媚な街です。ちょうどシドニー湾を挟んで南北に都市が発展しており、その南北は有名なハーバーブリッジで繋がっています。北部はノースショアとも呼ばれており、どちらかと言うとベッドタウンになっています。ハーバーブリッジは電車も通っており、電車に乗ってダーリンハーバーを渡るときには小さな遊園地であるルナパークの観覧車と共にゲートのあの恐ろしい顔も目にしますね。そんなルナパークの前に今回お話しするフェリーの乗り場があります。

フェリーはサーキュラーキーがハブ港となっており、ここから東西に向かって幾つもの路線があります。シドニー湾は湾ですので波は穏やかでフェリーに乗っていても激しく揺れることはありません。また、湾内はリアス式海岸の入り組んだ形状をしており東方面の外洋から西方面のパラマタ川まで東西に延びています。海岸線から内陸に向かうとなだらかに高くなっていてその斜面にはたくさんの家が立ち並んでいます。そして、至る所に沢山のヨットが停泊していて、印象としては魔女の宅急便に出てきた街のようで思わずパン屋を探してしまいました。

西方面はハーバーブリッジをくぐりながら近くはルナパークやダーリンハーバー、遠くはパラマタまで出ています。パラマタまでは1時間以上かかりますのでちょっとした旅気分になります。東方はローズベイやマンリービーチまで行くことができますので、暖かくなるとフェリーに乗ってマンリービーチに遊びに行きました。ビーチで飲むビールはまた格別でフィッシュアンドチップスを食べながらぐびぐび飲んでいました。東はパラマタまで行きましたが、終着駅のパラマタはフェリーが入るのでもっと深くて大きな川をイメージしていたのですが、イメージと違って駅は小さく川幅も狭かったです。

このフェリーは日曜日になると3ドルくらいの格安で乗れますので、日曜日の暇な時には行先も決めずにフェリーに乗り込んで行くあてもなくさ迷っていました。フェリーに揺られ水しぶきを感じながら目に飛び込んでくる美しいシドニー湾の景色を見ているだけで幸せな気分になりました。そして特別な理由もなく気の向いた駅で降りてその駅の周りを散策しながら帰路につきます。もちろんスマホのマップなど見ずに気の向くままに歩き回り駅やバス停を見つけます。気が向いたらカフェに入ってコーヒーを飲みながらそのお店の名物を食べて体力を回復させてまた歩き出します。たまに大きな尖塔のある綺麗な教会とか古い建物とか見つけると西洋的な街並みと相まって何というかドラゴンクエストみたいなちょっとした冒険気分になりますし、まあ、教会に入ってもセーブは出来ないのですが、楽しみながら運動不足も解消できます。これがシドニーでお勧めの休日の過ごし方の一つです。

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