オーストラリアで体験した青い空と緑の木と煉瓦、それがシドニーカラー

シドニー生活歴4年の40代男性 T.Tさんからの投稿
青い空と緑の木と煉瓦の色、それがシドニーカラー
オーストラリアは大陸で内陸部は非常に乾燥しており赤茶けた大地が広がっていますが、内陸部のみではなく沿岸部の大部分も乾燥しています。私が住んでいたシドニーも海の傍ですが乾燥しており、年から年中晴れていました。そして、日本では晴れと言っても空を見渡せば少々の雲が見つかるものですが、オーストラリアの晴れの日には湿気の多い日本に住んでいるとお目にかかることができないような雲一つない真っ青な空が現れます。空気も澄んでいますので、空には靄など無く透き通っておりその青さは日本の空よりも透明感のある深い青色なのです。
空から地上へと目を落としてみますと、シドニーではしょっちゅう巨大な木々を目にします。枝が地面と平行に四方八方に広がり深い緑の葉が広範囲にわたって生い茂っています。さらに、シドニーの市街地から少し離れると背の高い建物は無くなりレンガ造りの背の低い一戸建ての住宅が多く建っています。そんな家々の間に巨大な樹木が生い茂っているので樹木の多くは住宅よりも高く、その生い茂っている葉は住宅をすっぽりと覆い隠してしまうのです。
シドニーのとある駅の近くに少し高い場所があり、そこに登って景色を眺めてみると驚きました。眼前には遠くまで深い森が広がっていたのです。その森のある場所には何度も行ったことがありますが、住宅街がありました。そう、沢山ある高い木々により背の低い家々が隠れてしまい森のように見えてしまっていたのでした。このように沢山の葉を生い茂らせた大きな木々の深い緑色、これもシドニーでよく目にした色でした。
シドニーには古い家が多く、シドニー湾を挟んで北部には石切り場がありそこから切り出された石やレンガなどを使って建てられた古い家が沢山あります。家には建てられた年が彫られた煉瓦が取り付けられている場合があり、多くの建物は1900年前後に建てられていました。ちょうど世界的にゴシックリバイバルが流行った時期であり、その影響もあるのだと思いますがゴシック調の教会などが多く残っています。
シドニーの晴れた日に散歩に行くと深く澄んだ青色の空から強い日差しが降り注ぎ、大きな木々の深い緑色の葉を照らしながら木漏れ日を浴びつつ立ち並ぶ煉瓦造りの家を目にして歩きます。そして公園のベンチに座って空を見上げるといつも雲一つない青空が広がっていて、この空の青と木々の緑、そして赤茶けた煉瓦の色、このコントラストが心に残っているシドニーの色です。もちろん、シドニー湾に行ったときに見た青い海と、対岸に立ち並んでいた家々も非常に美しかったですが、やはり日本では見ることができないオーストラリアの空の深い青色と深い緑色、そして古ぼけた深い煉瓦の色は私の心にも深く残っています。
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