オーストラリア体験レポート1 ブッシュフライ

ブッシュフライ

シドニー生活歴4年の40代男性 T.Tさんからの投稿

オーストラリアの洗礼、ブッシュフライ

ブッシュフライという言葉を聞いたことがあるでしょうか?ブッシュフライは蝿の一種ですが、オーストラリアに行くとこのブッシュフライから熱烈な歓迎を受けます。オーストラリアには実は蝿が沢山いて、そこかしこに蝿が飛んでいるのを目にします。これはどこの国も同じなのですが、決定的に違うことはオーストラリアの蝿は人間の顔に止まってくるのです。オーストラリアにやってきてこの蝿の猛攻を喰らって泣きそうになった人は結構いるのではないかと思いますが、この顔に止まってくる厄介な蝿がブッシュフライなのです。

ブッシュフライがなぜ顔に止まってくるのかと言いますと、蚊と同じでたんぱく質を摂取するためです。蚊の雌は産卵のために血を吸いますが、ブッシュフライの雌も同様に産卵管を成長させるためにたんぱく質を摂取する必要があります。タンパク質は人間の涙や唾液に含まれている程度でもいいので、この顔にあるたんぱく質めがけて襲い掛かってくるのです。

ブッシュフライが顔に止まると皆さん手で振り払いますが、そんな程度では全く効果はありません。一度飛び去りますが、すぐにまた戻ってきて顔に止まりたんぱく質を探し出します。そしてまた払っても戻ってきて、これを何度も繰り返し次第にイライラが募ってきます。このブッシュフライのしつこさと言ったらもうたんぱく質差し上げますからいなくなってください、と頼み込むレベルです。実際に電車に乗っているときなど、前の乗客の髪の毛や服などにじっと取り付いているブッシュフライを何度も目撃しました。本当にじっと止まっていて乗客が少し動いた程度では逃げません。

ブッシュフライはオーストラリア固有種化かと言うとそうではなく、家畜と共にオーストラリアにもたらされました。そして家畜の近くで繁殖を重ねます。本来なら牛を飼っている牧場付近にいるのですが、春先に温かくなると北から風が吹き出しますので、その風に乗ってシドニーの北側に無数にある牧場から無数のブッシュフライが風の谷のナウシカの蟲たちみたいに腐海から飛び立ちシドニーに飛来してくるのです。牧場へお帰り、と言っても帰りはしませんが。シドニーの北側には牧場が広がっていて膨大な数の牛が飼われていますが、その牛の数に比例した莫大な数のブッシュフライが繁殖しているのです。実際に牧場地帯に行くとブッシュフライの猛攻を受けますので、ブッシュフライ除けの帽子や場合によってはネットを被ってブッシュフライ対策にしています。文字通り顔一面に止まってきますので、蝿が嫌いな方は割とガチでブッシュフライには気を付けてください。

そういえば、クリスマスシーズンで暑い中同僚たちとバーベキューしているときに、私がブッシュフライに気を取られていると同僚の一人がバーベキューの定番のエビ、いわゆるプローンを食べながら、「オーストラリアでバーベキューをする時には蝿など気にするな。一緒に食べてしまえ。」と言っていたことが印象に残っています。それ以来ブッシュフライを余り気にしないようになりました。郷に入っては郷に従えというか、そういうものだと受け入れましたので。いや、とはいっても蝿は食べていませんが。

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