オーストラリア体験レポート5 ブッシュファイヤーの恐怖

ブッシュファイヤー

シドニー生活歴4年の40代男性 T.Tさんからの投稿

ブッシュファイヤーの恐怖

2019年の年末から2020年始にかけてはオーストラリア全土で大規模なブッシュファイヤーが発生して大変な事態になっていました。2016年にオーストラリアにやってきてからたまにですがシドニーの街全体に異臭が立ち込めることがあり、微かですが煙も充満していました。最初は火事でも起きたのかと思っていましたが、煙の臭いはプラスチックとかを燃やした臭いではなく草木を燃やした臭いがしていました。乾燥した草でも焼き払っているのだろうと思い、危険も感じなかったので取り立てて気にも留めませんでした。しかし、あの大火事が発生するや否やそれまでにない程の濃い煙が街中に立ち込めて草木の燃えた臭いが何週間に渡って街中に充満している状態になりました。

当初は直ぐに収まるだろ、雨が降れば火も消えるだろうと思っていましたが、そういう時に限って雨は降らないというかなんというか、火はどんどんと燃え広がり火災の状況を伝える政府のサイトには火が燃えている場所が拡大していき、燃えてしまったエリアもどんどんと拡大していき出火場所も増えていきました。ニュースでは火災の恐ろしさを伝える映像が流れ、火傷して傷ついたコアラなどの野生動物の様子も映し出され、外の煙は日によって濃淡がありましたが、日が経つにつれて次第に濃くなっていきました。そして、四六時中あの草木の燃えた臭いを嗅ぎ続けると次第に頭痛がしだしました。

ある日、とりわけ煙が酷い日がありました。朝職場に出勤してみると、運動場、オーストラリアでは楕円形が多くオーバルと呼ばれていますが、そのオーバルの反対側、ほんの100メートル先が全く見えないのです。10メートル離れると次第に見えなくなって行くレベルです。同僚の一人はその様子を見てその立派な太鼓腹をさすりながら、「これじゃベーコンになっちゃうよ。」って笑いながら言っていましたが、それどころではなくどうぞ燻製されちゃってくださいと笑えず、職場からも今日は帰宅するように言われていて頭はこの状況から逃げ出すことでいっぱいでした。シドニーの街全体が煙っていましたので、近場では避難になりません。そこで風向きと火が燃えている場所を調べてはじき出した煙のないと思われる場所はシドニー南部のウーロンゴンという街でした。

よし、と決意して友達を捕まえて友達の車で一緒にウーロンゴンへ向けてシドニーを脱出しました。ウーロンゴンに着くとそこにはとんど煙は無く、新鮮な空気と綺麗なビーチや海岸線、街並みがあり、灯台やカーナビに表示されるいろんな場所へと行き、昼下がりのウーロンゴンを満喫できました。ウーロンゴンは名前は聞いたことがあったのですが行く機会がなかったのでちょうどよく、友達と一緒で楽しい思い出となりました。夜に家に帰るころには煙は大分収まっていましたのでこちらもちょうどよかったです。オーストラリア全土を襲った大火災でしたが、ウーロンゴンから帰った後にこちらも稀に見るスケールの大きな雨が広範囲で降り火は軒並み消え去ってしまいましたが、場所によっては火が去って洪水がやってきたという何ともバランスが悪い結末となりました。

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