歴史からわかる現代のカナダの姿

アメリカ大陸の北方に位置するカナダの歴史は大国アメリカの影に隠れて意外に知られていませんが、カナダの歴史を知ると、現代のカナダの姿について理解することができます。
そして、カナダの姿を理解した上で移住するなら、現地の人々の背景や心情に配慮した行動をとったり、無用なトラブルを避けることができるに違いありません。
目次
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たどってきた歴史から今のカナダを知る
カナダ移住を考える人は、カナダ独特の歴史を知っておくと、現地での生活がスムーズにいくことでしょう。
ヨーロッパの歴史の上でカナダは、イギリスが派遣した探検家により15世紀に発見されたことが始まりとされていますが、先住民は氷河期時代に陸続きだったユーラシア大陸から渡ってきたことがDNAの分析からわかっています。
カナダが発見された当時は、タラをはじめとする豊かな漁場があったことから、フランスやポルトガルを含め、食糧確保の場としての役割を果たしていましたが、植民地化は進められませんでした。
カナダの植民地化を最初に進めたのはフランスでした。
カナダではビーバーなどの毛皮を手に入れやすく、それを先住民と直接やり取りすることで安く毛皮を入手することが目的だったようです。
フランスがカナダの植民地化を進めていたところに、当時フランスと対立していたイギリスが、アメリカを含む北米地区の植民地をめぐって戦争を開始し、最終的にイギリス軍が大勝したことによって、カナダはイギリス領となります。
その際、イギリス議会はケベックにフランスの法律とカトリック教会の存続を認めたため、今でもケベックは言語の点でも文化の面でもフランスの色が濃くなっています。
イギリス領となったカナダですが、その後何度か、アメリカの侵攻によりカナダを統合する動きがみられました。
ですが、そのたびにカナダはアメリカを撃退し、アメリカに迎合することのないナショナリズムが生まれました。
そして、アメリカの産業革命の際のカナダ侵攻を阻止するために、イギリス議会は自治を与えていた各州を統合し、政府としての機能を持たせ、国連にも参加できるようにしました。
イギリスとともに第二次世界大戦を戦ったカナダですが、1982年にイギリスの法律改正とともにカナダ憲法を成立させることにより、本当の意味での独立国家であるカナダが誕生しました。
カナダの歴史のまとめ
カナダはイギリスとフランスの植民地化の影響を受け、地域ごとにぞれぞれの文化が異なります。
また、アメリカとの統合が何度も進められてきた結果、カナダ国民のナショナリズムは独特で確固としたものがあります。
そのため、カナダ移住を考える人は、このような歴史を理解した上で現地での生活をイメージして計画を進めるとよいでしょう。
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