シンガポールの国際色豊かな環境のエステサロンで働く

日本で働く場合、殆どの会社では日本人に囲まれて仕事をするわけですが、シンガポールでは、上司や同僚がシンガポール人なのか日本人なのか、外国人が多い環境なのか、会社によって様々です。
労働人口の3~4割が外国から来ているので、とにかく色々な国や文化、宗教がごちゃまぜになっている中で、どうにかこうにか均衡を保って仕事したり、生活をしているのです。
東京都位の面積しかないこの狭い国で違なる人種の人たちが、よくもまあ皆さん争いも起こさずに平和に暮らしているな~、と感心してしまいます。
しかし実際に生活してみると、生活の至るところでプチ人種差別的な発言を耳にする事がありました。
その時のエピソードを紹介します。
目次
- 【海外就職】新卒がないってホント?就活で役立つ資格も3つ紹介!
- 海外就職に役立つ資格・スキル7選「TOEIC 700点」は意味がない?
- 海外就職では「即戦力」がキー!失敗しないための4つの知識
- 海外で働くにはどの職種?10の職種とオススメの就職方法
- 日本人の海外就職は難しい?就職にオススメの国・職種・資格を徹底解説
海外就職・転職を考えてるなら「リクルートエージェント」がオススメです。海外の求人数も多く業界No.1で、転職エージェントは無料で利用できます。
一見優秀に見えるマネージャーの差別発言がすごかった
著者の働いていたエステサロンでは、中国人、マレーシア人、韓国人、タイ人、フィリピン人、インドネシア人、そして日本人は著者1人という、国名を列挙するだけで一苦労というくらい、スタッフもお客さんも国際色豊かな環境でした。
メディアでも度々紹介されている、そこそこ名の知れたサロンでした。
この国際色豊かなスタッフと沢山のお客さんを抱える超人気サロンをとり仕切るマネージャーは、きっと優れた人間性で視野の広い優秀なマネージメント能力を発揮する、卓越した人材なのだろう…という印象を持たれがちでした。
ところがこのシンガポール人のマネージャー、ビックリするほどイメージとは真逆なのです。
「インド人のお客は臭いから、部屋に入れる前にシャワー浴びさせてね!それと性的なサービスを要求してくるから、誓約書にサインさせて!」
「フィリピン人スタッフは数字が読めないから、デジタル時計は置いちゃダメ!」
「あ~もう、これだから韓国人は!キムチばっかり食べてるから頭がバカになるのよ!」
こんな発言は日常茶飯事です。
たまたまデジタル時計が読めないフィリピン人が数人いた=フィリピン人はデジタル時計が読めない!という思考回路のようです。
それでもまあ、みんなで持ちよりパーティーをやれば各国の料理が勢ぞろいするし、色んな国の言葉をちょっとずつ教えてもらって、何か国語も話せる天才になったような気になったり、とても面白い環境ではありました。
生まれた国や宗教、文化がみんな違うので、その「違い」に苦労するよりも、「違いすぎて楽だわ~」と、私はそんな感覚で気楽に働いておりました。
始めから違いがありすぎると、もう諦めるしかないんですね。
元々は、移民政策で国力をガンガンに伸ばしてきたシンガポールですが、外国人の増えすぎで国民の不満が爆発し、たまに「あんた日本で仕事した方が稼げるんじゃないの?なんでわざわざシンガポールにきて国民の仕事奪ってんのよ」風なことを言われることもあります。
もし日本の労働人口の半分くらいが外国人で埋め尽くされて、仕事が奪われたら同じこと思うかもしれないな…と、妙に納得してしまった記憶があります。
そんなわけで、プチ人種差別発言は日常のいたるところで耳に入って来ますが、人種間や宗教間で大きな分断や闘争もなく、シンガポールでは今日もそこそこみんな仲良く平和に過ごしているのです。
海外就職・転職を考えてるなら「リクルートエージェント」がオススメです。
海外の求人数も多く業界No.1で、面接に自信がない人向けの「面接力向上セミナー」や履歴書や職務経歴書の作成などをサポートしてくれます。
自分ではやりにくい「年収交渉」や「内定辞退の連絡」なども代わりにやってくれるので、初めての転職をお考えの方は「リクルートエージェント」を使うことでスムーズに転職を決めることができます。
転職エージェントは無料で利用でき相談だけでも大丈夫です。