シンガポールのエステサロンで働いた時の英語環境で感じたこと

シンガポールの英語環境で働いて感じたこと

私はシンガポールの現地企業で、途中転職をしながら7年ほど現地採用で働いていました。

一番の目的は「海外で働きながら英語を学びたい!」という想いで渡航を決めたので、実際に働いてみての予想とのギャップには、ただ驚くばかりでした。

異文化での経験は戸惑いもありましたが、今となっては宝箱にしまっておきたいような、キラキラした思い出として残っています。

しかし働きはじめた頃は、そりゃあもう思い描いていた理想とのギャップのオンパレードでした。

「英語の習得」を目標に掲げて渡航したのにも関わらず、シンガポールで遭遇した予想外のエピソードを紹介します。

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シンガポールでは誰もが流暢な英語を話す国だと思っていたら大間違いだった

シンガポールに渡航して、いざ新しい環境での仕事がスタートした時、初日からものすごい壁にぶち当たってしまいました。

その新しい職場は高級住宅街に佇む高級(風に見せている)エステサロンで、そこで働くスタッフの殆どが近隣の東南アジア諸国からきている外国人でした。

「英語圏のシンガポールで日々お客さんと接しているスタッフの人たちは、上手に英語を話せるのだろう。

よし、まずは同僚の日常会話を聞いて会話を覚えよう」

当時、2%しか理解できていないBBCニュースを聞きながら通勤しているような、英語学習に関しては無駄に意識高い系だった私は、働きながらまずは同僚の英語力を盗んでやろうという英語学習プランを企てていました。

ある程度エステの経験があった私は勤務初日から、二人で来店したお客さんへの施術を担当することになりました。

その時に一緒に接客することになった中国人のエステティシャンが登場。

砂かけばばあのような、50歳くらいの貫禄のある女性が出てきました。

「マイ ネーム イズ…」
と、一通りつたない英語で自己紹介をするも、いまいち反応が返ってきません。

「私の英語が通じないのかな…」
と自信喪失気味になりながらも、お客さんが来るまえに予約の確認や接客の流れを確認しておかなくてはなりません。

すると、砂かけばばあは中国語でべらべらと話し始めました。

恐らく接客の流れを説明しているのしょうが、「ニイハオ」しか中国語を知らない私は大混乱。

その場は何とかジェスチャーで意思疎通をしながら乗り切ったものの、
「施術は何時におわるの?」という質問に、時計のある場所までノシノシ歩いていき、数字を指差して答える姿に、
「せめて1から10までの英語は覚えてくださいよ…」
と心の中で突っ込みを入れていました。

「このエステコースにはね、このブランドの化粧水と美容液をこの順番で使うのよ」

という説明にも、「ディス!」と、順番に指さしまくって説明する砂かけばばあ。

「言葉が通じなくても理解出来るし、仕事にも支障は出ないものなのね!」
と安心している自分にふと、「あれ、私の英語学習プランはどこへいった?」
という問題が浮かび上がってきたのでした。

中国語の社内ミーティングでアウェイな気持ちになった

この会社は砂かけばばあの他に中国人スタッフが何名か、マレーシア人が何名か在籍していて、スタッフの半数以上を占めるこの人たちは、砂かけばばあと同レベルで英語が話せないのです。

そんなある日、社内全員が参加するミーティングが開かれました。

なんと、最初から最後まで中国語で行われ、完全に置いてきぼりの私。

「あんたには後で英語の議事録渡すから、それ読んでおいてね♪」
と、ボスに軽快な口調で言われたのです。

そういえばここのスタッフ構成は、
英語が理解できるスタッフ数 < 中国語が理解できるスタッフ数

だった…という事は、私一人が我慢すれば、中国語で進行した方がスムーズにいくのか…。

何という事だ、私は英語を学びに来たのに、中国語が飛び交っている…。

これならいっその事、中国語をマスターすればいいのか?
いや、仮にマスター出来たとしても、どこで使うんだ?
と、しょっぱなから頭の中が混乱する状況で働くことになりました。

というわけで、シンガポールでネイティブ並の英語力を身につけてドヤ顔で帰国するという私の壮大な計画は、初日に見事に崩れ落ちました。

英語の習得が目的ならば、わざわざ海外に引越すよりも、日本で英会話スクールに通ったほうが良いかもしれませんね。

この記事を書いた人

40代後半女性。
シンガポールで2011年から2019年までの8年間、現地の企業で勤務。
主にエステサロン運営やスパでボディマッサージの仕事をしていました。
現在はフリーライターです。
得意なテーマはシンガポール移住の「仕事」や「婚活」に関することです。

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