体験談

流行りのセブ島留学!って実際どうなの?日本では分からないことセブ島留学体験記

流行りのセブ島留学!って実際どうなの?日本では分からないことセブ島留学体験記

私は、英語の語学力向上のため、これまで、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、イギリス、南アフリカと英語圏に留学してきましたが、この度セブ島留学に長期で行くことを決意しました。しかしながら、セブ島留学中にコロナの影響で、志半ばで日本に帰国。。。
ここでは帰国するまでに得た経験値を語学留学という視点を主として、合わせて現地生活感なども含め皆さんに伝えていければと思います。

目次

気候

「蒸し暑い!それもちょっとでは無い、とてもとても蒸し暑い!!」

 セブ島に降り立った私は、疲れなどよりも先にその暑さを感じました。他の英語圏と最も異なるものの1つが気候です。日本人の肌や髪の毛にとって高温多湿な気候は大敵であると思います。しばらく滞在すると慣れてはきますが、ストレスに感じる人は少なからずいると思いますので、セブ島暮らしの関門のうちの1つとも言えるでしょう。あくまで私の独自の意見ですが、サウナが好きな人は意外と慣れるのが早いかなあという印象です。服装は基本半袖短パン、そして洗剤や洗濯機のパワーが強いため、お気に入りの服や高価な服を持っていくのは控えた方が無難だと思います。

費用はどのくらい?

海外で生活する上で最も気になるのが費用だと思います。フィリピンの発展とともに少しずつ物価の上昇していますが、それでも日本人にとっては安く抑えられます。寮費(3食付き)、授業料含め、月10万円程が目安で考えると差し支えないでしょう。その他外食や日用品購入などでプラス2~3万円あれば不自由なく暮らせた印象でした。日本の半分ほどの物価をイメージしてもらうとわかりやすいです。

食べ物は?

フィリピン料理

食事については、本当に多種多様です。好き嫌いが多い人でも食には困らないほどその種類は豊富です。味に関しても、基本的には濃い味付けですが、日本人が受け付けないようなクセが強いものは少なかったように思います。観光客向けのレストランは比較的高額であったりしましたが、そんな時は、学校の先生がお勧めするレストランが値段もお手頃で味も良かったので、現地の人に聞くのはオススメです。といってもやはり日本食が私は好きなのでラーメン店を探して食べに行ったりしてました。どこの国もですが、基本日本食が食べられます!また、受精卵からヒヨコになりかけている茹で卵が屋台で売っていて、ローカルフードも楽しめます。少し怖かったですが、私もチャレンジして個人的には受精卵の16日目が美味しかったです。そういう食文化の体験も海外生活の醍醐味だと実感しました。

セブって生活しやすい?

セブ市街

まだまだ発展途上ですが、インフラも発達してきており、ショッピングモールはほぼイオンのような印象を受けました。ただ、貧困が目立つ部分も多く、ぼったくりやスリなどに治安が悪いところは十分に気を付けることが大事です。街の移動は、「G r a b」というアプリを使ってタクシーを利用するとぼったくりの被害は無いので安心でしょう。慣れてくるとバイクタクシー(※ぼったくり被害可能性大だが渋滞を回避できる)や乗合バスも便利です。食事の出前もこのアプリでできるので、インストール必須のアプリだと思います。現代人にとって欠かせない電波も問題なく普及していますし、特段不便に感じることはなかったです。
そして、海だけでなく山の自然も豊かで、アクティビティも豊富です。休みの日の過ごし方も退屈せずに満喫できると思います。
アジア圏のため、差別的な視線を感じる心配もありませんでした。

留学生活のスケジュールってどんな?

イメージしやすいように私の1週間のスケジュール例を書いておきます。(学校に併設している寮生活)授業の内容はある程度自分で決めることができますので、いわゆる空きコマを作ったり、18時ぐらいまで授業を取ったりと、自分のペースで勉強ができます。

月曜日
7:00~起床&朝食
9:00~12:00授業
12:00~13:00昼食(食堂)
13:00~16:00授業
17:00~夕食(食堂)
19:00~自習室(宿題など)
23:00就寝
火曜日
7:00~起床&朝食 洗濯物を出す
9:00~12:00授業
2:00~13:00昼食(食堂)
13:00~16:00授業
17:00~夕食(食堂)
19:00~自習室(宿題など)+ジムにて運動
23:00就寝
水曜日
7:00~起床&朝食
9:00~12:00授業
12:00~13:00昼食(食堂)
13:00~16:00授業
17:00~夕食(食堂)
19:00~自習室(宿題など)
23:00就寝
木曜日
7:00~起床&朝食
9:00~12:00授業
12:00~13:00昼食(食堂)
13:00~16:00授業
17:00~夕食(食堂)
19:00~自習室(宿題など)+ 食堂でビリヤードや雑談、夜食
23:00就寝
金曜日
7:00~起床&朝食 洗濯物を出す
9:00~12:00授業
12:00~13:00昼食(食堂)
13:00~16:00授業
17:00~ナイトマーケットに繰り出して夕食♪(お酒も)
23:00就寝(※事前に届出を出していれば外泊も可)
土曜日
8:00起床&朝食
9:00~船に乗って近くの離島でマリンアクティビティ(3000円ほど)
12:00~ショッピングモールで昼食&生活必需品の買い物
16:00~寮に戻りゴロゴロ
18:00~近くのレストランにて夕食(ピザ食べ放題1500円)
24:00就寝
日曜日
9:00起床&朝食
10:00~ジップラインなどのアスレチックや馬などの動物と触れ合えるテーマパーク(2000円ほど)
13:00~昼食(ラーメン850円ほど)
14:00~街を散策&カフェなど
18:00~夕食(食堂)
20:00~自習室宿題など
23:00就寝

セブ島留学のメリット

メリットはやはりコストパフォーマンスが良いことです。他の英語圏に比べ学費は非常に抑えることができます。また、少人数制(1クラスあたり3~4名)での授業やマンツーマンでの授業スタイルが充実していてとても自分自身の英語力に合った授業を受けられ、授業を受けることによる英語力の向上を最も実感できる国でした。そして、日本人にとって嬉しいのが、TOEIC などの資格用の講座もあるところです。このような英語資格について教えられるということは教師の英語レベルが高いことを示しています。就活用の英語力を含め、リスニング、ライティング、スピーキング、リーディングといった4技能を満遍なく習熟させられる点が良いと感じました。私が、長期留学にセブを選んだのは上記の理由があるからです。加えて、上記のスケジュールを参照していただければ分かると思いますが、ここまでしっかりと勉強する環境を作ってくれるところは他には無いと思います。私はどちらかというと怠惰な性格の持ち主でしたので、勉強する環境が整っていること、また、周りの生徒が同じ空間で頑張っている姿は良い刺激となりました。

日本人のスタッフもおり、病気やトラブルが起きた際の対応に安心感を持てます。何かあっても日本にも比較的すぐに帰国できます。

終わりに

セブ島留学で感じたデメリットととしては、日本人が多くどうしても日本人生徒同士で固まってしまうところにあると思います。しかしながら、それを差し引いても英語を喋る機会は、授業内で多く与えられています。日本人同士でしかできない相談などもあると思いますので、メリハリをつけながら英会話スキルなどを磨いていくと良いのかなと考えております。

大まかな体験記となりますが、少しでも留学や海外生活の参考になると嬉しいです。ここまで読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

Shelly172

Shelly172(20代・男性)

アメリカ、カナダ、イギリス、フィリピン、南アフリカ、ニュージーランド、それぞれに1ヶ月以上の短期留学トータルで約一年。
その他モルディブ、ブルネイ、台湾、オーストラリア、モンゴル、アメリカ(上記とは別)に文化交流を目的としたプロジェクトでそれぞれの国に2週間程度ホームステイ。
また、韓国、シンガポール、中国(澳門)、タイ、ベトナムには個人旅行で訪れました。
学生時代は、同志社大学のグローバル地域文化学部にて、文化の多様性、歴史、アイデンティティを主に研究。
海外のステイ先では、学校生活や日常生活はもちろん、フィールドワークとして、その土地のルーツなどの勉強やボランティア活動等も行いました。
社会人では、海外旅行を主に取り扱う旅行会社にて総合職として勤務。

■Instagram
https://www.instagram.com/shelly19982020/