ロシアオリジナルブランド人気コスメ2023年版
ロシアといえば美女大国!ロシア美女の皆様はどんなコスメを使っているのでしょうか?寒い雪国ではどのようなスキンケアをしているのでしょうか?また皆様はロシア発症のコスメブランドがある事を知っていますか?
この記事ではロシア製コスメ人気ランキングから、日本人の肌には合うのか、そしてロシアでコスメを買うおすすめの場所、今年2023年のロシア人の最新トレンドメイクまでご紹介いたします。
目次
ロシア人に聞いた、ロシア製コスメ人気ランキング
スキンケア編
第1位:SmoRodina
ロシア連邦チェリャビンスク州の都市マグニトゴルスクの自然派化粧品メーカーです。ウラル山脈から得た自然のエネルギーが含まれています。
このブランドは、フェイスケア・ヘアケア・ボディケア製品のほか、家庭用脱毛器やアロマセラピーキットを製造しています。
第2位:Elska
このメーカーのモットーは完全なるビーガン材料という事です。
このブランドは石鹸・固形シャンプー・ボディ製品・リップ・アイブロウ・ハンドスキンケア・香水を製造しています。様々なフレーバーがあり、スノーフルーツ・チョコレートビスケット・カボチャなど美味しそうなものが多いですが、食用ではありませんのでご注意を。
第3位:Emvy
乾燥・敏感肌用、ノーマルコンビネーション用、加齢変化肌用の3つを兼ね備えた化粧品を展開する国内の革命的ブランドです。
ボトルの簡潔なデザインにより、家のインテリアとしても適しています。
第4位:Teana
このロシアのスキンケア化粧品ブランドの作成者は、元々薬学を学んでいた方らしいです。本格的ですね!
ティアナは家用の美容液から始まり、今となってはアルジネートマスク(アルギン酸という海藻由来成分のミネラルパック)やリフティングテープなど、様々な製品を製造しています。
第5位:Selfcosmetics
こちらはシベリアの化粧品です。主な特徴は「汚れ」でした。ナイアシンアミド(ビタミンB3)、ビタミン、酸、ペプチド、パンテノールがこのブランドの商品によく含まれています。乾燥やニキビに効くそうです。
メイク用品編
第1位:Elian Russia
ロシアの芸術と自然が豊かな街、セルギエフ・ポサド発祥の本格的なロシアの化粧品ブランドです。
セルギエフ・ポサドはロシア、モスクワ州の都市で、モスクワの北北東70kmの地点に位置します。あのロシア土産ナンバー1で知られるマトリョーシカの発祥の地としても有名な場所です。
Elian Russiaの製品はロシア連邦意外にも、アラブ首長国連邦やコロンビアなどに輸出されています。
主に、リップやチーク、シェーディングが販売され、この化粧品を使うと輝いたイメージになると大人気のブランドです。
第2位:Art-Visage
この会社は1998年に設立されました。現在のArt-Visageの商品は、保湿および栄養添加物、抗酸化物質、天然成分、UVフィルターのおかげで、改善され、ケアと保護の機能も果たします。
メイクに必要な商品は全て揃っており、Art-Visageの公式ウェブサイトにはメイクアップアーティストからのヒントが記載されていますので、メイクの参考にできますね!
第3位:Sergey Naumov
こちらはリップをベースに展開していったブランドですが、今ではアイメイク用品なども販売されています。
最近では、リップもクラシックな物だけでなく、マットグロスも販売され、若者に人気です。
第4位:OK Beauty
こちらは創立3年の新しい会社です。現在はスキンケアとメイク用品の両方を兼ね備え、肌の自然な美しさを際立たせるコスメとして人気です。
アイライナー、シャドウ、リップ、様々な色合いのパレットに注目です。
第5位:Belka
薄化粧ファンのためのミネラルコスメ。このロシアの化粧品ブランドの特徴は、天然成分で作られているという事です。一つ一つの粉は、いわば最高級の天然鉱物です。
Belkaのアイシャドウパレットは、詰め替え用リフィルも販売しており、磁石で自由にパレットを組み立てることができるので、自分で好きなようにカスタマイズできます。
リップやグリッターの販売はありません。
ロシア製コスメは日本人の肌に合うの?
こちらは私(著者)の個人的な意見になります。私は幼少期からアレルギーがあるため、基本日本の化粧品を使うようにしています。特にスキンケアは肌に合う合わないが大きく出るため、日本の化粧品しか使ったことがありません。
メイク用品に関しては、少しずつ試してみながら、ロシア製のメイクコスメを取り入れています。私が感じたロシア製メイクコスメと日本製メイクコスメの違いは発色の良さです。ロシア製のは少量でもかなり発色が良いので、バレエなどの舞台メイクの時に愛用させてもらっています。
ロシアでコスメ購入はどこがおすすめ?
現在、特にコロナ禍になってから、ロシアでもオンラインショッピングが増えました。これはコスメ購入も例外ではありません。多くのロシア人はインターネットでの買い物の便利さを知って、またオンライン商品は店舗よりもお得な価格で販売される事もあるので、特に初めて購入する商品でなく、普段から使っている商品はオンラインショップがおすすめです。
それでも、実際に商品を手にとって見てみたいという方は、ロシアには様々なコスメショップがありますので、その中でも人気の4店舗を紹介いたします。
・Рив гош
«Рив гош(リブ・ゴッシュ)»はフランス語(Rive Gauche)で「左の海岸」という意味です。
ロシアのコスメショップで、主に香水や化粧品が売っています。ロシア全土に201店舗、モスクワに35店舗、サンクト・ペテルブルクに55店舗あります。
Rive Gaucheにはロシアのブランド品だけでなく、外国のブランド品(化粧品・香水)も売っています。その数は200種類以上と言われ、ブルジョワ、シャネル、クリーン&クリア、ディオール、ジョルジオ・アルマーニ、エスティ・ローダー、グッチ、ヒューゴ・ボス、ランコム、ルーメン、マックス・ファクター、メイベリン、ニナ・リッチ、ニベア、プーパ、シュワルツコフ&ヘンケルなど今でも多くの外国製の商品も買うことができます。
Rive Gaucheは街中にたくさんあるので、街を歩いていると見かけることが多いですが、モスクワで最大の店舗は「メガ・ヒムキ」ショッピングモールの中にあります。「メガ・ヒムキ」はその名の通り、モスクワ州ヒムキ地区にあり、ヒムキはモスクワの北北西に位置し、外環状線の近くになります。モスクワ市内から離れていますが、店舗のスペースは2フロアと1400平方メートルもあるので、一度は訪れてみたいですね!
オンラインショップで買い物した場合は平均約2時間で配達してもらえます。
また、モバイルアプリもしくはWebサイトで個人会員登録するとRive Gaucheのボーナスカードが発行されます。ボーナスカードは金色なのでロシア語で«Золотая карта»と呼ばれ、このЗолотая карта(金色カード)があると全ての商品が5%オフになります!
・Летуаль
«Летуаль(レトアール)»はフランス語(L'Etoile)で「星」という意味です。
ロシアのコスメショップで、主に香水や化粧品が売っています。ロシア全土に850店舗、モスクワに146店舗、その他ロシア全土220の街にあります。
L’Etoileの最大の特徴は「最安値」のコスメショップという事です。他のコスメショップに比べて値段が安いので、ロシア人にもかなり人気です!
L’Etoileにはロシアのブランド品だけでなく、150種類以上の外国のブランド品(化粧品・香水)も売っています。もちろん日本のブランド、資生堂も買うことができます。
モスクワに146店舗もあるL’Etoileですが、モスクワで最大の店舗は「アビアパルク」ショッピングモールの中にあります。「アビアパルク」はモスクワ、ロシアのみならず、ヨーロッパで最大のショッピングモールと言われているので、モスクワに来られた際にはぜひ訪れてみてください!「アビアパルク」モールはモスクワ市内の北東に位置し、モスクワ地下鉄のЦСКА駅が最寄駅となります。350種類のお店があり、モールの中心にはギネス記録に登録されている巨大な円柱型の水槽があり、水族館気分も楽しめます。そんなモールの1階に2500平方メートルのモスクワで最大の店舗L’Etoileがあります。
L’Etoileの店内は基本2つのエリアに分かれており、手前のエリアは上記にも記入した資生堂をはじめとする外国のブランドコスメが売っており、奥のエリアはL’Etoileが提供するコスメ品が売っています。このL’Etoileの商品はお値段も安く、質は良いので、私自身もここでコスメを買う事が多いです。そしてL’Etoule商品の多くに会員限定の割引値段があります。
ロシアの携帯SIMカードを持っている方は、お会計の際に名前と電話番号を伝えると、会員になることができ、多くの商品を安い値段で買う事ができます。
・Золотое яблоко(ゴールドアップル)
«Золотое яблоко(ザラトエ・ヤーブラカ)»の直訳は「金のりんご」です。
ゴールドアップルは、1996年に設立され、エカテリンブルクに本社を置くロシアの美容店チェーンです。
モスクワ、サンクト・ペテルブルク、エカテリンブルク、ペルミ、ロストフ・ナ・ドヌ、ヴォルゴグラード、ノボシビルスク、ニジニ・ノブゴロド、チェリャビンスク、カザン、ハバロフスク、イルクーツク、サラトフ、サマーラ、クラスノダールに31の店舗があり、ロシア国内だけならず、ベラルーシからもオンラインショップで購入することができます。
ゴールドアップルには主に香水と化粧品が売っており、ディオール、トム・フォード、ミナ、オモロビッツァ、ペイヨ、メイビリン、ヴィヴァアン・サボ、マンリー・プロなど1500以上のブランド品が売っています。
モスクワで最大の店舗はモスクワの中心部に位置する「ガレリエヤ・ネグリンナヤ」ショッピングモールの中にあり、2500平方メートルもの広さです。
ゴールドアップルはここ2・3年で有名になったチェーン店ですが、ロシア人の中で人気が高く、私の友達・バレエ団員はほぼ全員、コスメを買うなら、ゴールドアップルと答えていました!
・Подружка(直訳:女友達)
«Подружка(パドゥルーシュカ)»の直訳は「女友達」です。こちらもロシアの美容店チェーンで、化粧品や香水・アクセサリーが売っていますが、ロシア人の中で「コスメは女友達からもらう物」というイメージがあるので、パドゥルーシュカ(女友達)という店舗名なのではと噂されています。
パドゥルーシュカは2005年に設立されましたが、2018年にはモスクワ・モスクワ郊外・サンクト・ペテルブルク合わせて200店舗以上となりました。
パドゥルーシュカには世界の人気ブランド(ロレアル・パリ、マックス・ファクター・メイビリンNY、ブルジョワなど)からヨーロッパとアジアのユニークな製品を兼ね備えており、特に韓国からの輸入品が人気です。
モスクワで最大の店舗はモスクワあの北部に位置する「メトロポリス」ショッピングモールの中にあります。
パドゥルーシュカは小中学生くらいの女の子たちに人気のチェーン店です。
2023年ロシア人の最新トレンドメイクとは?
まずは、健康的で清潔、滑らかな肌が大切です。そのために、コンシーラー、ファンデーション、パウダー、ハイライトの順番でメイクします。スポンジを水でよく湿らせてから使うことがコツです。ファンデーションの代わりにBBクリームやCCクリームも使えます。
現代の主なトレンドの1つに「健康な肌は輝く肌」という言葉があります。なので、健康的な輝きを与えるハイライトは最後に使います。肌の色合いはできるだけ自然に近いものにするのがトレンドです。
続いてのトレンドは、はっきりとしたアイラインです。アイラインを使って目を美しく強調させます。
2023年のアイライントレンドは基本的な目頭から目尻にかけてひくタイプの他にカットクリースも取り入れられています。「クリース」は折り目のことで、アイシャドウやアイラインによって目のくぼみを強調させるアイメイク方法の事です。最初に上瞼に沿って細い線をひき、次に真ん中からアイラインに向かって二重瞼の線を描きます。下瞼は細いラインで引き下げます。このアイラインはカラーを使うのもトレンドです。
またアイラインと同様、太眉メイクもトレンドだそうです。
そして1番の驚きはマスカラを使わないアイメイクが最新のトレンドだという事です。
マスカラを使わなければ、メイクを落とすのがはるかに楽になりますし、目の周りのデリケートな皮膚の損傷が少なくなるので良いですね!ただマスカラを避けると目が表情豊かに見えなくなる可能性があります。なので、大胆な色合いのアイシャドウの使用がトレンドとなっているそうです。
最後にこれは私が個人的に感じた事ですが、キラキラメイクがトレンド化している気がします。目尻の周りにキラキラをつけている人をよく見かけます。
これはロシアの街中でもそうですが、私たちバレリーナの中でも流行っていて、舞台メイクの仕上げにキラキラをのせて、テンションをあげています!