インドネシア移住するメリットとデメリットを解説
インドネシアは東南アジアにある人口世界4位の国です。
バリ島を始めとした観光地で知られています。
リゾート地という印象があるかもしれませんが、物価の安さなどの移住先としての魅力も持っており、日本人だけでなく欧米からも移住者が集まっている国です。
ここでは、インドネシアに移住するメリットやデメリットについて解説していきます。
インドネシアは物価が安い
インドネシア移住のメリットの一つは物価が安いことです。
経済成長が進んでいるインドネシアでは物価が上昇している傾向がありますが、それでも、生活にかかるコストは安く済みます。
家賃に関しては、月々約5万円ほどで、それなりのグレードのマンションに住むことが可能です。
これよりも安い物件はありますが、状態が悪いケースが多いです。
食材はパサールと呼ばれる市場で買うと安く済みますが、アルコール類は価格が高くなっているので注意してください。
交通費が安いのも大きな特徴です。
タクシーの初乗り運賃は約7500ルピアですし、電車の初乗りも3000ルピアほどと移動にかかる費用は安く済みます。
1年中温かくて過ごしやすい
インドネシアは熱帯性気候の国です。
1年間の気温の変化が小さく、平均気温は28度と1年中温かいのが特徴です。
季節は11月~4月の雨季と5月~10月の乾季の2つがあります。
雨期では頻繁に雨が降り湿度が高くなります。
乾季は湿度が下がるので、ジメジメとした夏が苦手な方でも過ごしやすい季節です。
日差しが強く気温が高い日でも、日陰に入れば涼しく過ごせます。
朝や夜は冷え込むこともあるので長袖の服は必要ですが、インドネシアは年間を通して温かく、夏服だけで十分です。
冬がないので寒さが苦手な方にはピッタリな国だと言えるでしょう。
インドネシアに移住するデメリット
インドネシアに移住するデメリットとして挙げられるのは、渋滞が激しいことです。
特にジャカルタは人口1千万人を超える大都市であるために車の数も多く、深刻な渋滞に悩まされています。
車で通勤すると距離は近いのに到着まで時間がかかってしまう問題があります。
また、治安がやや悪いのもデメリットです。
はっきり悪いわけではありませんが経済的な格差も大きく、スリもあるので夜間に出歩くのは避けた方が無難です。
メリット、デメリットを把握して移住を成功させよう
インドネシアは家賃や交通費が安く、生活にかかるコストが抑えられるメリットがあります。
温かく一年間夏服でも過ごしやすい気候なのも魅力的です。
一方で、渋滞が激しく通勤が大変なことや治安の悪さなどの問題もあります。
不便な面はありますが、美しい観光地も多く日本とは違った体験ができます。
移住を成功させるためにも国の特徴はしっかりと把握するようにしましょう。