シンガポールのスマホの普及率と契約方法

シンガポールは観光だけでなく移住先としても人気が高く、様々な国から新しい生活を求めて移り住む人が増えています。
日本からの移住者も多くいますが、長く生活をしていく上で知っておかなくてはいけないのが携帯電話事情です。
今回は、シンガポールでの普及率や契約方法などの携帯電話事情についてわかりやすく説明していきます。
シンガポールにおける携帯電話の普及率
時代の移り変わりの中で、日常生活を快適にする重要なツールとなりつつある携帯電話は、国によって普及率が大きく違います。
シンガポールの携帯電話の普及率は140%を超えていて、これは1人でスマートフォンと従来の携帯電話を複数台所有していることが主な理由です。
スマホの普及率は85%前後と世界でもトップクラスの数字となってます。
日本の80%近くなので普及率という点では変わりはありません。
しかし、シンガポールの人口は日本の半分以下の560万人程度なので、一人当たりの所有率では若干の違いはあります。
主要携帯会社の種類と特徴
シンガポールの主な携帯会社はSingtel、Starhub、m1の3社になります。
主要通信3社の中でも特にシェア率が高いと言われているSingtelは、携帯電話だけでなく自宅で使用する固定電話のサービスも手掛けているのが特徴です。
日本でも利用者が急増している携帯、固定、インターネットのセット申し込みによる割引サービスが用意されていることが人気の要因と言えます。
Starhubはケーブルテレビを運営している企業との合併から設立された通信会社で海外の番組を視聴できるのが特徴です。
m1は国内で初めてブロードバンドサービスを始めた会社で、サービスの充実などで利用者が増えています。
契約方法と月々の料金の相場
携帯電話の契約方法は、ポストペイド、プリペイドの2種類から選ぶ形となります。
ポストペイドは日本で主流となっている2年縛りの契約方法です。
期間を気にせずに使えるのがメリットの反面、SIMの購入から2年以内に解約をしてしまうと違約金が発生するので気を付けなくてはいけません。
月額料金はSingtelで約7500円、Starhubとm1が6500円前後となっています。
プリペイド携帯は縛りがなく一定の期間だけ使用する使い捨てのような契約方法です。
料金と期間はSingteとm1lが120日で1200円程度、Starhubは180日で1200円程度に設定されています。
シンガポールはどの会社もSIMフリーになっているのが特徴です。
そのため、家電量販店などに足を運んで自分のお気に入りの本体を購入した後、希望する携帯会社と契約を結ぶという流れになります。
シンガポール移住者は、観光や仕事での一時滞在者のようにパスポートや就労ビザの提出はなく、身分証明書などがあれば契約は可能です。
ただし、ポストペイドの場合は別途引き落とし口座が必要になります。
会社による特徴を良く見極める
シンガポールの携帯会社は、月額料金から加入後のサービスまで細かい部分に違いがあります。
ネットの利用率が高い人はセット割、テレビの視聴がメインの人は海外番組が視聴可能なサービスといったように、自分に合ったプランを選ぶのが基本です。
契約方法で料金の負担も変わってくるので、定期的にプランの見直しをすることも忘れてはいけません。