シンガポールに生息するキョーレツな日本人独女たち
私は30代の独身貴族全盛期のほとんどを、シンガポール生活に捧げたので、周りの友人も同じく独身でシンガポールに来ている日本人女性が多かったです。ここでは印象的だったキョーレツ女子について書き留めておこうと思います。
たまたま飲み屋で知り合った女の子
マッチングアプリを使っているようで、日本人女性がいかにモテるか、その中でもこのアタシがいかにモテるかを熱弁する彼女。
「あんたにもそのテクニックを教えてあげてもよろしくってよ!」くらいに前のめりだったので、「先生!そのテクニックをご教授くださいませ!」と興味もないのにおだてる、性格のひん曲がった私。
「あんまり顔をドアップ写真を載せるんじゃなくて、ヨガやってる時の横顔を載せるの!あ、あたしヨガやらないけどね。」
「やらんのかい!」と心の中で突っ込みを入れつつ、色々な秘訣を伝授くださいました。
立ち位置はとにかく高く
100歩譲っても、「ぽっちゃり系だよね」の域には収まらない、素晴らしく体格のよろしい新入社員の女性が、支給された制服を試着した時のことです。
試着室から出るやいなや、顔を少し赤らめて、「入りそうだったんだけど、胸がきつくて…。ムネが。惜しいわ~。」
たしかに豊満なお胸でいらっしゃいますが、あなたが例えAカップでも入らないのでは…
と、その場にいた人全員がテレパシーで会話したのを覚えています。
彼女には出会った日に、「〇〇東子です。漢字は東京大学の東です。」と自己紹介されたのが印象的でした。
漢字をヒガシと言わずに東大の東というあたりで、私のセンサーが反応したのを覚えています。
彼女は将来子供に京子という名前を付けて、「京子です。京は京都大学の京です。」と説明するんだろうか?
と、無駄な想像を巡らせるのでした。
西洋人との出会いを物色しまくる女子
「日本人のオトコなんてさぁ~」が口癖のB子。
ターゲットを西洋人オンリーに絞り、マッチングアプリで出会いをくり返していました。
会うたびに、関係を持っている男性の国籍はコロコロ変わるけれど、西洋人というターゲットは一貫してブレないB子。
ここで彼女から学んだことは、「ターゲットを絞り込むことで、より精密な分析が可能で相手の深層心理を掴みやすく、行動パターンのサンプル数が増え成功率が増す」という戦略なのでした。
いつか私が、どこかの企業のマーケティング部門に転職したら、「海外進出におけるマーケティング戦略」と題して、プレゼンで熱弁してやろうかと思います。
ここに挙げた女子たちは、ごくありふれたタイプのシンガポール在住の日本人女性たちです。
言い換えれば、自分をしっかり持ってブレない芯があって、国際化の波、変化の激しい時代の波に乗りまくっている…今後ますます必要とされる人材なのかもしれません。
もちろん、家庭的でおしとやかな女性も沢山いますけどね。
類は友を呼ぶのでしょうか、私は「キョーレツな女子との遭遇率」が異様に高かったように思います…。
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