シンガポール移住で体験した国際恋愛のはなし

シンガポールで生活している独身女性は、恋人や結婚相手は日本人派か外国人派かに分かれることが多いです。
私も独身で30代の大部分をシンガポールで過ごしたのですが、日本人か外国人か方針がブレブレのまま、「国籍じゃない、とにかくハートが一番よ!」とか言いながら(ターゲットを絞るほどの贅沢を言っていられない状況であったのが本音です)「デートに誘ってくれる物好きの人がいたら、とりあえずgo!」
というスローガンを抱えていました。
そんな中、インド人とのエピソードを書き留めておこうと思います。
目次
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インド人と瞑想をして恋が芽生えた
私は、とあるスポーツを死ぬほど愛して止まない愛好家だったので、シンガポールでも盛んに行われていたそのスポーツを通じて、シンガポール人やその他の外国人、日本人の方々と様々な繋がりができました。
そこで知り合ったインド人のKumar(仮名)、イギリスの大学でITを学び、アメリカで数年働いたのち、シンガポールに来たようです。
Kumar(以下、クマと呼びます)とは自然と話が合い、体育館で会った日はよく喋るようになっていきました。
部活帰りの中学生のように帰りにマックに寄ったり、体育館裏でビールを飲みながら色んなことを語り合ったり、そんな日が続いていました。
当時の私は、幼馴染が急逝したり、独女の悩み、仕事の悩み、色々なことを抱えて頭の中がごっちゃになっていて、ある日それとなくクマに話をしてみたのです。
「なんか色んな事があって頭の中がごちゃ混ぜで、自分でも心の状態がよく分からないんだよね~、ハハハ、分からないのに話すのもおかしいんだけどさぁ。」
クマはインドカレーを食べながら、
「あ、それはね、瞑想すればいいよ。ほら、僕が毎朝やってるでしょ。」
め、瞑想…。ほ~、なるほど。
この人は日常的に瞑想してるから普段こんなにも穏やかで、仏陀のような広い心を持っているんだろうか。
そもそも、悩みを打ち明けて「瞑想」という解決策を打ち出してくれる人は、この世にどの位いるだろうか?何だかクマの顔がブッダに見えてきた…。
と、カレーを手で食べている彼を、拝みたい気持ちになったのです。
(その後、半信半疑で一緒にやってみた瞑想には驚くほどの効果があり、タイの瞑想寺に修行にいく程までになりました。)
「瞑想」というワードで私のスイッチが押され、会う回数が増えていったものの、「いつか結婚してインドに住むことになったら、毎日インドカレーは無理」という妄想マリッジブルーが始まりました。
そんな勝手なせめぎ合いをしながら数か月が経ったある日、インドに里帰りして戻ってきた彼が、私を呼び出して言いました。
「親の紹介で、結婚することになったよ。」
そうなのです。
インドでは親が結婚相手を決めるというアレンジ婚の文化が、根強く残っているのです。
ここに、元祖ゼロ日婚が存在していました。
クマは両親に紹介された女性と10分くらい会話をして、さくっと結婚を決めたそうです。
10分って、バイトの面接並みじゃないですか…、せめて就職試験くらいは時間かけようよ…。
と、心の中で突っ込みながら、「良かったね!おめでとう!」と言った笑顔が死ぬほどひきつっていたのは、言うまでもありません。
もしあなたがインド人に恋をしたら、その人の両親のアレンジ婚のプレッシャーはどの位なのかを確認しておきましょう。
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